【Kotlin/Android】Firebase Crashlyticsの使い方!クラッシュレポート

この記事からわかること
- Android/Firebase Crashlyticsでアプリクラッシュを検知する方法
- リリースアプリでクラッシュレポートを取得するには?
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[open]
\ アプリをリリースしました /
環境
- Android Studio:Koala
- Kotlin:1.9.0
Firebase Crashlyticsとは?
Firebase Crashlytics(クラッシュリティクス)はiOSやAndroidなどのモバイルアプリで活用できるクラッシュレポートツールです。テスト配布したものだけでなく、リリースしたアプリがクラッシュした際にリアルタイムでレポートを開発者に提供してくれます。
取得できるクラッシュレポートにはスタックトレース(実際のコード履歴)やデバイス情報、OSバージョン、発生したユーザーの割合などクラッシュの原因や解消に役立つ詳細な情報が含まれています。
管理画面を見てみると発生しているファイル名や関数名、行数、エラー内容などが表示されていることが確認できます。

Crashlyticsの導入方法
公式リファレンス:Firebase Crashlytics を使ってみる
AndroidアプリプロジェクトにCrashlyticsを導入する手順をまとめていきたいと思います。
Crashlyticsを導入するには必要なSDKを導入するだけです。
- SDKの導入
- アプリにCrashlytics Gradleプラグインを追加
SDKの導入
まずはアプリレベルのGradleファイル「build.gradle(Module: app)」に必要なSDKを記述します。Crashlyticsを活用するためにはAnalyticsの導入も必要なようです。
おすすめ記事:【Android Studio】Firebaseの導入方法!Firebase Analytics/Google Analytics
記述するのはplugins
とdependencies
の中です。
アプリにCrashlytics Gradleプラグインを追加
続いてプロジェクトレベルのGradleファイル「build.gradle(Module: Project)」にCrashlytics Gradleプラグインを追加します。記述するのは以下を丸々コピーして追加します。既に「build.gradle(Module: Project)」にplugins
があればその上に定義しないエラーになるので注意してください。
これでCrashlyticsの導入は完了しアプリがクラッシュするとFirebaseにクラッシュレポートが送信されるようになります。
テストで強制的にアプリをクラッシュさせる方法
テストで強制的にアプリをクラッシュさせるにはthrow RuntimeException("クラッシュメッセージ")
を使用します。ここに指定したメッセージもCrashlyticsの管理画面で表示されるようになります。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。