【Kotlin】数値などの範囲を定義する方法!..演算子とuntilの違い

この記事からわかること
- Android Studio/Kotlinで数値などの範囲を定義する方法
- ..演算子の使い方
- untilとの違い
- downTo関数とは?
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環境
- Android Studio:Flamingo
- Kotlin:1.8.20
Kotlinで数値の範囲を定義する方法
Kotlinで数値の範囲(1〜10など)を定義する方法はいくつかあります。when
などで条件分岐する際やif
で条件を指定する際に数値の範囲内かどうかをチェックしたい場合に活用する場面も多いですが、数値の範囲の定義が指定方法によって異なるので違いを整理して使い方をまとめていきたいと思います。
..演算子
Kotlinでは..
演算子を使用することで数値の範囲を定義することができます。..
演算子の使い方は左に数値範囲の開始値と右に終了値を渡すだけです。範囲として定義されるのは「開始値〜終了値まで」になります。
val range = 1..5
for (i in range) {
print("$i ")
}
出力
1 2 3 4 5
until関数
until
関数も左に数値範囲の開始値と右に終了値を渡して範囲を定義できます。..
演算子とは異なり範囲として定義されるのは「開始値〜終了値の1つ前まで」になります。until
は日本語に訳すと「それまで」という意味になるので意味通りの役割になります。
val range = 1 until 5
for (i in range) {
print("$i ")
}
出力
1 2 3 4
downTo関数
downTo
関数も左に数値範囲の開始値と右に終了値を渡して範囲を定義できます。定義されるのは..
演算子と同じで「開始値〜終了値まで」ですが降順の範囲指定になります。
val range = 5 downTo 1
for (i in range) {
print("$i ")
}
出力
5 4 3 2 1
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。