【Flutter/Dart/Android】flutter.compileSdkVersionの設定と変更方法!

この記事からわかること
- Flutter/Dart/Androidでflutter.compileSdkVersionの変更方法
- 変数の定義場所の確認
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環境
- Android Studio:Koala
- Xcode:16.0
- Flutter:3.29.2
- Dart:3.7.2
- Mac M1:Sonoma 14.6.1
build.gradleに定義されているflutter.XXXXXなど
Flutterで作成したAndroidプロジェクトのbuild.gradle.kts
はflutter.XXXXX
という変数を使用してcompileSdk
やtargetSdk
、versionCode
などが指定されています。もちろんcompileSdkなどの値を入れ替えて直接指定することもできますが、せっかく変数になっているのであればそのまま使用したいところです。ただ設定している箇所が少し深いところにありました。
flutter.compileSdkVersionなどの定義場所
定義場所を探してみるとどうやらプロジェクトの中ではなくFlutter SDK本体の中に定義されているようでした。なのでまずはflutter
コマンド場所を確認し、flutter
自体のインストール場所を確認します。大抵ユーザーのdevelopment
配下とかだと思います。
そこからさらに深掘りしていった「flutter.groovy」ファイルに定義がありました。パスは以下です。
この中にFlutterExtension
というクラスが定義されており、その中にcompileSdkVersion
やtargetSdkVersion
を確認することができました。
つまりこれはプロジェクトごとというよりFlutterをインストールしているPCごとに一括で設定されているようです。(共同開発の時とか大丈夫なんでしょうか?)
versionCodeやversionNameの定義場所
「flutter.groovy」の中にはversionCode
やversionName
の定義は見つかりませんでした。そもそもこれらはプロジェクトに完全に依存するものなのでちゃんとプロジェクト内の「android/local.properties」に定義されておりました。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。