【Mac】Node.jsのインストール方法!管理ツールnodebrewで導入するメリット
この記事からわかること
- Macの中にNode.jsをインストールする方法
- nodebrewとは?
- ターミナルでのコマンド
index
[open]
\ アプリをリリースしました /
友達や家族の誕生日をメモ!通知も届く-みんなの誕生日-
posted withアプリーチ
Macの中にサーバサイドJavaScriptの1つ「Node.js」をインストールする手順をまとめました!
超初心者向けにコマンドや手順の意味を詳しく解説しながら実行していきたいと思います。
Node.jsのインストール方法
Macの中に「Node.js」をインストールする方法以下の2通りになります。
1: Node.jsをインストールする手順
- homebrewのインストール
- nodebrewのインストール
- Node.jsのインストール
- 環境変数PATHを通す
2: Node.jsをインストールする手順
- Node.js公式サイトからインストーラーを取得
- Node.jsのインストール
公式サイト:Node.js
おすすめなのは手順が少し多いですが1つ目の方法になります。nodebrewはNode.jsのバージョン管理ツールです。管理ツールを使ってインストールすることでバージョンの切り替えや異なるバージョンのインストール、管理が簡単に行えるようになります。
2つ目の方法はこの先バージョンなどを変更することがなさそうであったり、とにかく簡単にインストールしたい人におすすめの方法です。
ターミナルでインストールする手順
今回は1つ目の方法での手順をまとめていきたいと思います。
操作するのはターミナルのみです。まずはターミナルを起動しましょう。
起動するにはFinderで「ターミナル」と検索、出てこない場合は「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中に入っていますので探して起動しましょう。
先に入力するコマンド全て列挙しておきます。コマンドの詳しい詳細は後述していきます。
Node.jsをインストールするターミナルの流れ
// nodebrewのインストール
$ brew install nodebrew
// nodebrewのセットアップ
$ nodebrew setup
// 推奨版Node.jsのインストール
$ nodebrew install-binary stable
// 推奨版Node.jsの有効化
$ nodebrew use v16.13.0
// 環境変数PATHを通す
$ vi ~/.zshrc
// 中にペースト
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
// 保存して閉じる
:wq
// 現在開いているターミナルに反映
$ source ~/.zshrc
// 正常にインストールできたか確認
$ node -v
v16.13.0
homebrewのインストール
まずはHomebrew(ホームブルー)のインストールから始めます。HomebrewはMacのパッケージ管理ツールです。インストールすることで様々なプログラミング言語のバージョンやパッケージを管理しやすくすることができます。
既にインストールされていることもあるのでターミナルを開きbrew -v
コマンドを入力して以下のようにバージョンが返ってきたら次に進みましょう。
homebrewのバージョン確認コマンド
$ brew -v
Homebrew 3.3.4
もし返ってこなければ、以下リンクから公式サイトにアクセスし、「インストール」の下のコードをそのままターミナルに打ち込み実行しましょう!
公式サイト:Homebrew
以下に記載コードを置いておきますが、たまにコードが変更になるので最新のものをコピペすることをおすすめします。
homebrewのインストールコマンド
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
より詳しいインストール手順やエラーの対処法はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:Homebrewのインストール方法
nodebrewのインストール
続いてはNode.jsのバージョン管理ツールnodebrew(ノードブルー)のインストール方法です。
まずはターミナルに以下のコマンドを叩き、実行します。
nodebrewのインストールコマンド
$ brew install nodebrew
するとインストールが始まり、以下のような結果が返ってきたら成功です。
Updating Homebrew...
==> Homebrew is run entirely by unpaid volunteers. Please consider donating:
https://github.com/Homebrew/brew#donations
==> Auto-updated Homebrew!
Updated 1 tap (homebrew/core).
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Add path:
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
To use Homebrew's directories rather than ~/.nodebrew add to your profile:
export NODEBREW_ROOT=/opt/homebrew/var/nodebrew
zsh completions have been installed to:
/opt/homebrew/share/zsh/site-functions
==> Summary
🍺 /opt/homebrew/Cellar/nodebrew/1.1.0: 8 files, 39KB
正常にインストールできたかnodebrew -v
でバージョンを確認してみましょう。バージョン番号が表示されれば問題ありません。
nodebrewのバージョン確認コマンド
$ nodebrew -v
nodebrew 1.1.0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続いてインストールしたnodebrewを使えるようにするためにセットアップ(nodebrew setup
)させます。
nodebrewのセットアップコマンド
$ nodebrew setup
Fetching nodebrew...
Installed nodebrew in $HOME/.nodebrew
========================================
Export a path to nodebrew:
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
========================================
これでnodebrewの準備は完了です。続いてNode.jsをインストールしていきます。
Node.jsのインストール方法
Node.jsをインストールするのもターミナルでコマンドを入力するだけです。
方法は3通りありますが公式から推奨されているバージョンを導入するのが一番安心なのでおすすめです。推奨版を自動で導入するコマンドは以下の通りです。
Node.jsの推奨版をインストールするコマンド
$ nodebrew install-binary stable
実行すると以下のように結果が表示されInstalled successfully
と出ていれば完了です。
Fetching: https://nodejs.org/dist/v16.13.0/node-v16.13.0-darwin-arm64.tar.gz
######################################################################### 100.0%
Installed successfully
残り2つの最新版を自動でインストールするコマンドと、バージョンを指定してインストールするコマンドは以下の通りです。
Node.jsの最新版をインストールするコマンド
$ nodebrew install-binary latest
Node.jsのバージョンを指定してインストールするコマンド
$ nodebrew install-binary version番号
バージョンを指定する際はnodebrew ls-remote
で導入できるバージョン番号を調べてからインストールしてください。
インストールできるNode.jsのバージョンを確認するコマンド
$ nodebrew ls-remote
v0.0.1 v0.0.2 v0.0.3 v0.0.4 v0.0.5 v0.0.6
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
v16.11.0 v16.11.1 v16.12.0 v16.13.0
環境変数PATHと使えるようにする手順
Node.jsのインストールが完了したら実際に使えるようにしていきます。まずはnodebrewでNode.jsが使えるようになっているかnodebrew ls
コマンドでチェックします。
nodebrewにインストールされているバージョンを確認するコマンド
$ nodebrew ls
v16.13.0
current: none
すると上記のようにインストールしたバージョンと、current: none
と出てくると思います。導入したては無効になっているのでnodebrew use バージョン番号
で有効化します。
nodebrewにインストールされているバージョンを有効化するコマンド
$ nodebrew use v16.13.0
use v16.13.0
最後に環境変数PATHを通して完了です。(bashの場合は「.zshrc」を「.bash_profile」に変更)
vim(ファイル編集機能)を使って編集していきますが、使ったことがなくてもこの通りに入力すればOKです。
// viでファイルを開く
$ vi ~/.zshrc
// 中にペースト
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
// 保存して閉じる
:wq
// 現在開いているターミナルに反映
$ source ~/.zshrc
$ vi ~/.zshrc
コマンドをターミナルに打ち込むと以下のような画面になります。これが指定してファイルを開いた状態です。そこにexport PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
を「Cmd+C」でコピー、「Cmd+V」で貼り付けます。
ペーストし終えたら、半角入力で:
、w
、q
と入力しEnterを押せば書き込みは完了です。 最後に$ source ~/.zshrc
で環境変数PATHを反映させたら手順は終了です。
最後に正常に動くか確認して問題がなければクリアです。
Node.jsのバージョンを確認するコマンド
$ node -v
v16.13.0
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。