【Mac】Laravelのインストール手順!環境変数PATHの通し方とは?

この記事からわかること
- Laravelのインストール方法
- M1チップMacへの導入
- ターミナルの挙動
- 環境変数PATHの通し方
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MacでLaravelをインストールする手順を解説していきます。
MacにLaravelをインストールする手順と流れ
Laravelをインストールするにはphpが組み込まれていることが必須条件になります。
Macの中でもCPUがIntel製のものにはphpがデフォルトで組み込まれていますが、AppleのM1というCPUの場合、phpがインストールされていないため1から自分で組み込み作業をする必要があります。
intel製であれば「3:Composerのインストール」から、M1であれば「1:Homebrewのインストール」からの手順でLaravelをインストールしていきます。
- Homebrewのインストール
- phpのインストール
- Composerのインストール
- Laravelのインストール
CPUを確認するには上部メニューの「」>「このMacについて」をクリック。するとOSのバージョンなどが記載された画面に切り替わります。「プロセッサ」か「チップ」の項目に「Intel Core i5」もしくは「Apple M1」などと記載してあるのでここから確認してあげてください


1.Laravel導入:Homebrewのインストール
まずはMacのパッケージ管理ツールであるHomebrewをインストールします。

公式サイトにアクセスしトップページの「インストール」の下部のコードをターミナルに打ち込みます。
途中で一旦止まるのでEnterキーを押して続行。
最後の少し上らへんにInstallation successful!と表示されていれば正常にインストールは完了です。
「Warning: /opt/homebrew/bin is not in your PATH.」が出ている場合は以下の記事を参考に対処してください。
Homebrewのバージョンを確認して無事にインストールができているか確認してみてください。
2.Laravel導入:phpのインストール
続いてはphp本体のインストールです。
Homebrewのコマンド1つで一番新しいphpが簡単にMacの中に導入することができます。
これでこの時の最新のphp@8.0.12が組み込まれました。
phpのバージョンを選択することも可能です。その場合はsearch
コマンドで導入したいバージョンの数字を以下のように入力すれば存在するバージョンを返してくれます。
あとは同様にbrew install
コマンドでphpバージョンを指定してあげればOKです。
ここまでの詳しい手順やエラーの解消方法はこちらに記事にまとめてありますので参考にしてみてください。
3.Laravel導入:Composerのインストール
次はPHPのライブラリやフレームワークを管理できるツール(パッケージ管理ツール)、Composerをインストールしていきます。まずは公式サイトにアクセスし「Download」をクリックします。


スクロールしてバージョンと日付が羅列した「Manual Download」まで移動。その中のバージョンが最新のもののバージョン部分(この場合2.1.12)をクリック。するとファイルのダウンロードが開始します。
これで「composer.phar」というファイルがダウンロードされ、ダウンロードフォルダの中のままいじらず次のステップに進みます。
ここからはターミナルでコマンドを入力していきます。
バージョンが正常に確認できれば完了です。もしエラーが起きたり、バージョンが確認できない場合は手順を詳しくこちらの記事にまとめてありますので参考にしてください。
4.Laravel導入:Laravelのインストール
最後にLaravel本体をインストールしていきます。
導入するのは簡単で以下のコマンドをターミナルに打ち込み環境変数PATHを通すだけです。
インストールが完了したら続いて環境変数PATHを通していきます。今回はvi
コマンドで記述していきます。
記述するのは「.zshrc」ファイルでOKです。(bashを使用している場合は「.bashrc」)
ユーザ名のところを適切なものに変更して記述すれば完了です。バージョンを確認してちゃんと表示されればLaravelの導入は終了です。
あとはデスクトップに移動しlaravel new laravelapp
コマンドを使うことでLaravelのプロジェクトフォルダがデスクトップに自動生成されるはずです。
Laravelとは?
Laravelとはサーバサイド言語phpのフレームワークの1つです。
フレームワークとはphpを扱うにあたってプログラムやシステムを開発しやすくするために予め使いまわせるモジュール(部品)はもちろんのこと、そのモジュールを扱える仕組み部分も提供してくれる拡張機能です。
Laravelフレームワークを導入するメリット
- 開発が簡単になる
- セキュリティ対策
- メンテナンスや拡張のしやすさ
- MVC(Model-View-Controlle)モデル
Laravelを導入することでログイン認証(Auth)や入力チェック(Validation)など開発に欲しい機能が簡単に利用できるようになります。データベース操作もSQLを使わずに操作できたり、独自機能の作成が用意だったりとメリットを上げ出したらきりがありません。
今回はphpのフレームワークの中でもダントツで人気のLaravelの導入方法をまとめてみました。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。