【Apple】Apple Business Manager(ABM)とは？利用登録方法と必要なもの
この記事からわかること
- Apple Business Manager(ABM)とは？
- 加入と方法と使い方
- 企業でApple IDやデバイスを管理するには？
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Apple Business Manager(ABM)とは？
Apple Business Manager(ABM)とはAppleが提供している法人向けの管理サービスです。社員のApple IDの作成、モバイル端末などのデバイス管理(MDM)、アプリケーションやコンテンツの配布など社内でApple製品を活用する際に便利な機能を提供してくれます。
利用料金は無料ですが利用するにはAppleに対して利用登録申請を提出し、審査してもらう必要があります。
MDMとは？
MDMとはMobile Device Managementの略称で法人が社員に貸与するスマホやタブレットのモバイル端末を管理するツールのことです。このツールを使用することでデバイスに利用制限を設けたり、紛失時の初期化など端末管理を効率化することができます。
ABMでは MDMツールとの連携が可能になっています。MDMツールは様々な会社が開発し提供されています。
ABMのメリット
- Apple IDの管理
- 社員が企業メールアドレスでApple IDを取得しなくて済む
- コンテンツの一括配信
- 非公開の社内向けアプリ(カスタムApp)の開発
- MDMツールとの連携
ABMの利用登録
ABMの利用登録を行うためには以下のページからAppleに対して利用申請を送る必要があります。「Apple Business」でAppleIDを入力し2枚目のような「使用できません」というポップアップが表示された場合は新規登録が必要になります。
ABMのサインイン
ABMの利用登録申請
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 組織名 | 法人の名前 |
| D-U-N-S番号 | 取得したD-U-N-S番号(※) |
| 電話番号 | 法人の電話番号 |
| Webサイト | 法人のWebサイト |
| タイムゾーン | 任意のタイムゾーン |
※ABMの利用登録申請を行うためにはD-U-N-S番号(ダンズナンバー)が必要になります。D-U-N-S番号(ダンズナンバー)は世界で企業を識別するためのコードでありABM登録申請の際に自社の番号を取得しておく必要があります。
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さらに「詳細(運用担当者)」と「確認用連絡先(管理者)」の項目も埋めていきます。実際に申請を出す人を詳細にその上司やマネージャー、CTOなどの情報を確認用連絡先に入力します。
入力に問題がなければ「続ける」をクリックして申請を出します。すると「詳細(運用担当者)」に登録したメールアドレス宛に申請完了メールが届きます。申請を提出後1〜5営業日ほどで審査が完了し、問題がなければ利用登録は完了です。
その間に「確認用連絡先(管理者)」に対して電話がかかってくるもしくは「詳細(運用担当者)」のメールアドレスに対して「確認用連絡先(管理者)」へApple指定番号への電話をかけるよう依頼されます。聞かれるのは本人確認などです。
審査中に登録した電話番号にAppleから確認の電話がかかってくることもあります。
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