2023/11/8

【Xcode】既存iOSアプリに追加したApple Watchアプリを申請する方法！

この記事からわかること

Swift UIでApple Watchアプリを開発する方法
既存のiOSアプリと連携させたアプリの申請方法
リリース済みのiOSアプリに追加して公開するには？
アーカイブの手順
必要になるもの

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公式リファレンス：watchOSアプリのApp Storeへの提出

環境

Xcode：15.0.1
iOS：17.1
watchOS：10.1
Swift：5.9
macOS：Sonoma 14.1

この記事ではすでにリリース済みのiOSアプリと連携するApple Watchアプリを開発し申請する方法をまとめていきます。とはいえApple WatchアプリのリリースはiOSアプリのリリースと基本的には変わらないので詳細なリリースの方法は以下の記事を参考にしてください。

既存iOSアプリに追加したApple Watchアプリを申請する方法

すでにリリースされているiOSアプリに追加でApple Watchアプリを申請したい場合にやるべきことは以下の通りです。

Apple Watchアプリの追加と開発
Apple Watchアプリのスクリーンショットの準備

実はこれだけであとはiOSアプリの申請方法と変わりません。一応流れをみていきます。

Apple Watchアプリの追加と開発

まずは既存のiOSアプリのプロジェクトにwatchOSターゲットを追加していきます。

追加する際は「Watch App for Existing iOS App」にチェックを入れて進むようにしてください。

【Xcode】既存のiOSプロジェクトにApple Watchターゲットを追加する方法

Bundle IDは「既存iOSBundle.watchkitapp」で自動生成されます。あとはそのまま開発を進めていきます。

アーカイブする方法

既存のiOSアプリと新規で追加したwatchOSアプリはApp Store Connect上では同一のプロジェクトとして扱われるのでApp Store Connectで新規にアプリを追加する必要はありません。

バージョンアップをする要領で新規のバージョンの申請を作成しておけばOKです。

Xcode側ではまずバージョンとビルド番号を両方のターゲットで揃えておき、ターゲットをiOS側にした状態でアーカイブ(多分どっちでも大丈夫)していきます。アーカイブが完了したら対象のアーカイブを選び「Distribute App」を押すと以下のような画面になり、左側のアプリアイコンの下部分で含まれているOSが記載されます。(塗りつぶしてしまいましたが「iOS,watchOS」と書いてありました。)

iOSとの連携アプリの場合はアーカイブを1度実行するだけで2つのOSのソースがまとめてアーカイブされるようです。App Store Connect側でビルドを追加すると以下のように両OSのアセットが表示されていれば成功です。

Apple Watchアプリのスクリーンショットの準備

Apple Watchアプリを追加する場合はApple Watch側のスクリーンショットが必要になります。Apple Watch側のスクリーンショットを追加する場所は最初は表示されていないので「メディアマネージャーですべてのサイズを表示」をクリックしてApple Watchタブに切り替えてからスクリーンショットを追加します。