【Swift】『iOSアプリ設計パターン入門』アーキテクチャを学べるおすすめ参考書
この記事からわかること
- iOSアプリ開発の設計を学ぶ
- おすすめ参考書
- 『iOSアプリ設計パターン入門』のレビュー
- アーキテクチャを勉強したい
- 目次や内容
- 購入方法
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iOSアプリ開発において設計は学習コストが高く、初心者ではなかなか意識した開発が行えません。しかし業務として携わるには必要不可欠となるアーキテクチャという考え方。
もっと詳しくアーキテクチャについて学びたいと思っていた時に、「iOSアプリ開発×アーキテクチャ」を網羅的に解説している『iOSアプリ設計パターン入門』というまさしくな本を見つけたので紹介しておきます。
『iOSアプリ設計パターン入門』とは?
出典:PEAKS
学べる知識
- 設計とは?
- 「iOSアプリ開発×アーキテクチャ」
- MVCやMVVM、Flux、Clean Architectureなど主流の設計
- 設計の選定方法
こんな人におすすめ
- iOSアプリ開発の設計を学びたい
- 業務で使えるレベルの設計知識が欲しい
- 個人開発経験のみの人
- iOSエンジニアに転職したい人
- アーキテクチャの選定方法とメリット
この本は通常の出版社などから発売されている参考書とは少し異なり、「PEAKS」というサイトのクラウドファンディングプロジェクトによって執筆され、販売されている参考書です。技術書を作成するにあたってクラウドファンディングを行い一定数の購入者が集まったら執筆が開始され販売される仕組みになっています。
実際に発売されたのは2019年1月15日と少し古めになっていますが、基本的な設計の考え方や適応の仕方は変わらないので今でも読んでおくと為になるようなことが多く記述されています。特にアーキテクチャの成り立ちや選定方法、コードの臭い(良くない箇所)の見極め方などは参考になります。
当初は「製本版(B5サイズ)」と「電子版(PDF)」が購入できましたが2023年時点では「電子版(PDF) 」のみの購入可能となっているようです。
目次と内容
・ページ数:320ページ
・金額:3200円
・目次
『第1部 設計を知る』
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第1章 設計するということ
第2章 設計にパターンを適用する前に
第3章 Swiftらしく設計する
第4章 アーキテクチャのパターンを鳥瞰する
『第2部 iOSアプリのための設計パターン』
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第5章 MVC
第6章 MVP
第7章 MVVM
第8章 Flux
第9章 Redux
第10章 Clean Architecture
第11章 アプリの起動経路 - Application Coordinatorの導入
第12章 画面遷移のパターン - Routerの導入
第13章 第2部まとめ - アーキテクチャの選定基準
『第3部 設計をサービスに導入する』
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第14章 Fluxの導入例
第15章 Reduxの導入例 - 大規模アプリケーションにReduxを導入する
目次が公開されており本の概要を知ることが可能になっています。またさらに抜粋して中身を見ることもできるので気になる方は一度実際の中身を閲覧してみることをおすすめします。
サンプル:『iOSアプリ設計パターン入門』
中を見てみると設計に関する基礎的な理解から、今でも主流となっているMVVMなどのアーキテクチャ、さらにRXSwiftを活用する方法などを記述されています。
またこの本で登場しますが、解説されていない設計に関する知識に「GoFのデザインパターン」と「SOLID原則」がありますが詳しくは以下の記事を参考にしてください。
購入方法
購入するには「PEAKS」へのアカウント登録が必要になります。Amazonアカウントを持っている場合はamazon payを利用してアカウント新規登録をすることなく購入することも可能になっています。
Amazonアカウントを持っていない場合はアカウントを登録後に、クレジットカードを利用して購入する必要があります。
レビュー
私は当初、iOSアプリ開発を個人的な趣味範囲でやっていましたが、iOSエンジニアとして転職した際にこの本を購入しアーキテクチャについて学びました。
趣味の範囲でやっていた身としてはこの本の内容は少し難しく感じましたが、何度も読み込んでいるうちに「設計」ということの大切さやメリット、適応方法をだんだん理解することができました。
本で触れている内容は割と幅広いので、全てを読む必要はないと思います。自分に必要になりそうな部分や興味のある部分だけを読み込むだけでも事細かに解説してくれているので購入して良かったなと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。