【Swift UI】typealias(タイプエイリアス)の使い方とメリット

この記事からわかること
- SwiftUIのtypealiasとは?
- 使い方やメリット
- タプルや配列との組み合わせ
index
[open]
\ アプリをリリースしました /
Swiftの仕様の1つ、「typealias(タイプエイリアス)」の使い方をまとめていきます。
typealias(タイプエイリアス)とは?
Swiftのtypealias(タイプエイリアス)とは型に別名をつけることができる仕様です。名前通り「type(型)」の「alias(別名)」という意味になります。定義する際はtypealias
をつけて宣言します。
typealias Score = Int
let s:Score = 85
print("sのデータ型は\(type(of: s))") // "sのデータ型はInt"
typealiasで変更した変数の型を出力してみると元の型名が出力されます。新しい型を定義しているわけではないので注意してください。
タプルのtypealias
typealiasではタプルにも別名を付けることができます。
// タプル型の型を宣言
typealias Guitar = (String, Int)
// タプルの型を宣言
var gibson:Guitar
var fender:Guitar
// 値を格納
gibson = ("ES-335",200000)
fender = ("Telecaster",150000)
typealiasを使うメリット
typealiasを使うメリットは型名からコードの意味や使用目的が識別しやすくなることです。
例えば先程のタプルを使ったコードですが中に宣言しているString型
とInt型
は何を表しているのか分かりません。これをtypealias
を使って置き換えると以下のようになります。
typealias Name = String // 品番
typealias Price = Int // 価格
// タプル型の型を宣言
typealias Guitar = (Name,Price)
// タプルの型を宣言
var gibson:Guitar
var fender:Guitar
// 値を格納
gibson = ("ES-335",200000)
fender = ("Telecaster",150000)
Guitarタプルの中に宣言している型が何を意味しているかだいぶ分かりやすくなったと思います。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。