【Swift/UIKit】UIView.transitionメソッドの使い方!アニメーションの実装

この記事からわかること
- Swift/UIKitでUIViewをアニメーションさせる方法
- transitionメソッドの使い方と違い
- 画面遷移時にアニメーションを実装する
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環境
- Xcode:15.0.1
- iOS:17.0
- Swift:5.9
- macOS:Sonoma 14.1
UIKitを使用したiOSアプリ開発でビューにアニメーションを実装する方法をまとめて行きます。
アニメーションを実装する方法
アニメーションを実装する方法はいくつか用意されています。それぞれの役割とは以下の通りになります。
- UIView.animate:サイズや色合いなど簡素なアニメーション
- UIView.transition:遷移アニメーション
- UIView.animateKeyframes:連続したアニメーション
- CABasicAnimation:複雑なアニメーション
UIView.transitionメソッドの使い方
UIView.transition
メソッドを使用することでビューに遷移アニメーションを簡単に付与することができます。「遷移アニメーション」とは画面Aから画面Bに遷移する際などに挟むことができるアニメーションです。わざわざ遷移させなくても、変化するプロパティを変更するだけでも動作を確認することができます。
公式リファレンス:UIView.transitionメソッド
引数
- with:遷移対象のView
- duration:アニメーションの継続時間
- options:AnimationOptions型でアニメーションオプション設定
- animations:アニメーションを実行するためのViewの変更
- completion:アニメーションが完了後に実行したい処理
動作確認するためにviewDidLoad
中で以下のように実装する場合はDispatchQueue
を使用して読み込み直後に処理が走らないようにしないと遷移アニメーションが表示されないので注意してください。
AnimationOptions型
で指定できる値はUIView.animate
メソッドで指定できるものよりtransitionFlipFromTop
、transitionFlipFromBottom
、transitionFlipFromLeft
、transitionFlipFromRight
、transitionCurlUp
、transitionCurlDown
、transitionCrossDissolve
などが追加されています。
transitionFlipFromTop/transitionFlipFromBottom
Viewを縦向きに回転させて遷移させることができます。Top
なら上向きにBottom
なら下向きに回転します。

transitionFlipFromLeft/transitionFlipFromRight
Viewを横向きに回転させて遷移させることができます。Left
なら左向きにRight
なら右向きに回転します。

transitionCurlUp/transitionCurlDown
Viewを付箋をめくったように遷移させることができます。CurlUp
なら上にめくったようにCurlDown
ならめくられたものが戻るように変化します。

画面遷移(NavigationController)でアニメーションを実装する
NavigationController
を使用して画面を遷移した際にアニメーションを実装するには以下のように実装します。

まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。