【Google Admob】app-ads.txtの設置方法!広告の制限解除

この記事からわかること
- Google AdmobのGoogle app-ads.txtとは?
- iOS/Androidアプリの広告制限対策
- Webサイトルートへの設置制限方法
\ アプリをリリースしました /
Admobを使用してモバイルアプリで広告を配信し、運用していた時に「app-ads.txt」の設置を促されていたのですがずっと無視していました。重い腰を上げてようやくapp-ads.txtの設置を行ったので手順や方法などをまとめていきます。
app-ads.txtとは?
Google Admobで設置を推奨されている「app-ads.txt」はiOS/Androidモバイルアプリの広告に関する不正防止のためのテキストファイルです。正式にはAuthorized Sellers for Apps(アプリ向け認定販売者)と呼ばれ、承認されたチャンネルでのみアプリ広告枠を販売できるようにするためにIAB(Interactive Advertising Bureau)と呼ばれる組織が策定した仕様です。
「app-ads.txt」ファイルは基本的に公開される前提のファイルでWebサイトのルートディレクトリに設置することでクロールされ読み込まれます。設置が必須ではなさそうですが、未設置の場合に広告収益の減少に関わる可能性があるようなので適切に実装する必要があります。
app-ads.txtを設置する場所
「app-ads.txt」をどこに設置するかはiOS/Androidのストア申請時に指定できるデベロッパーサイトで指定したURLのルートディレクトリです。
AndroidならGoogle Play Consoleの「ストアの掲載情報に表示する連絡先の詳細」で登録するWebサイト、iOSなら「Marketing URL」で指定するURLになります。
自分でドメインを取得してWebサイトを運営している人であれば話は早いと思いますが、自身で運営していない場合は「Firebase Hosting」を使用する方法が推奨されています。詳しくは「Firebase Hosting で app-ads.txt を公開する」をご覧ください。
app-ads.txtの作成方法
「app-ads.txt」はパブリッシャーアカウントごとに統一なので1つのパブリッシャーアカウントで複数のアプリを運用している場合でも作成する「app-ads.txt」は同じになります。
中身は「AdMob」>「アプリ」>「全てのアプリを表示」>「app-ads.txt」をクリックします。「app-ads.txtの設定方法」ボタンがあるのでクリックすると「app-ads.txt」に記載すべき情報が表示されます。

以下のようにapp-ads.txtファイルを用意して中身を貼り付けて、Webサイトのルートディレクトリに設置すればOKです。
後はクローラーが自動でクロールするのを待って入れば対応は完了です。「AdMob」>「アプリ」>「全てのアプリを表示」>「app-ads.txt」の下の方にアプリごとの対応状況も表示されそこから即座にクロールをリクエストすることも可能です。