【Git】リバート(revert):コミットを安全に取り消す方法!

この記事からわかること
- Gitのコミットを安全に取り消す方法
- revertコマンドの使い方とオプション
- resetとの違い
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リバート:revertとは
Gitのリバート(revert)とは、特定のコミットを取り消すコマンドです。具体的には特定のコミットを打ち消す内容のコミットを追加します。指定したコミット以降の修正は変化はありません。
「打ち消す内容のコミットを追加」するだけなので対象のコミット履歴は削除されずに残ります。コマンドを実行するとステージング状態になるわけではなくコミットされる点も注意が必要です。
同じような役割を持つreset
コマンドは指定したコミットまで全て戻すメソッドですので違いに注意してください。
まとめ
- 特定のコミットを取り消すコマンド
- 指定したコミット以降の修正は変化なし
- 具体的には「打ち消す内容のコミットを追加」する
- 対象のコミット履歴は消えずに打ち消すコミット履歴も残る
使い方
リバートを実行するにはrevert
コマンドに対象のコミットを識別するためのコミットハッシュ値を渡します。
おすすめ記事:【Git】Commitとは?役割とオプションの種類!ハッシュ/DAG/HEAD
実行するとVim
が起動しリバートのコミットメッセージを編集することができます。そのまま閉じたい場合は:q
と入力します。
おすすめ記事:【Linux】vi(Vim)エディタとは?コマンドモードの切り替え方や使い方
コミットハッシュ値はgit log
などを実行することで確認できます。
リバートコミットメッセージの編集をしない
--no-edit
オプションを付与することでリバートコミットメッセージの編集をしないようにすることも可能です。
リバートコミットをしない
-n
または--no-commit
オプションを付与することでリバートした内容を即座にコミットしないようにすることも可能です。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。