自作サイトをGoogleにインデックスさせる方法!サイトマップを作成してすばやく登録させよう

この記事からわかること
- 完全自作WebサイトのGoogle登録の仕方
- 検索に引っ掛かるようにする方法
- サーチコンソールでやること
- サイトマップの作成方法と送信方法
- サイトマップの仕組み
- 実際にインデックス登録までにかかった期間
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Webサイトを作成してそのままではGoogleの検索結果に表示されずアクセスも思うように伸びません。
まずはサイトができたことをGoogleさんにお知らせして、自分のサイトの存在をアピールしましょう!
今回はサイト(ブログ)を作成した直後にやらなければいけないことを解説していきます。
Google Search Console(サチコ)に登録しよう
まずWebサイトを作成したら「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」に登録しましょう。登録するとたくさんのメリットがあります。
◆Google Search Consoleでできること
- Googleへのwebサイト(ブログ)の登録
- 検索結果に表示された回数の計測
- 検索結果に表示されクリックされた回数の計測
- 検索順位の計測
- 検索されたキーワード
- エラーやユーザビリティが悪い記事の警告
などなどいろいろな機能を無料で使うことができます。サイトを運営するなら必須になってくるのがサーチコンソール通称サチコなのです。
サーチコンソールにGoogleアカウントを紐付けたら「プロパティ」を追加します。

プロパティはドメイン単位かサブドメイン単位で登録しておきましょう。ドメインとはこのサイトでいう「amefure.com」の部分です。「tech」を含めた「tech.amefure.com」の部分がサブドメインになります。「www」がついている場合は取り除いて登録しましょう。
Google Search Consoleへ早速登録詳しい登録方法はこちらの記事にまとめてあります。
URLを送信してインデックスを促す
たびたび登場していた「インデックス」とは「Googleの検索結果に表示される状態にある」ことです。
書いた記事はインデックスされていないと検索には引っかかりません。
まずは自分のサイトや記事がインデックスされるようにGoogleにリクエストを送信します。
リクエストの送信は下画像の青い枠のどちらかから行うことができます。ここにインデックス登録させたいURLを入力することで現在インデックスされているかどうかを確認することができます。

続いて「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。

すると「公開URLがインデックスに登録可能かどうかテストする」というポップアップが表示されそのまま数分待つとリクエストが完了します。
あくまでリクエストが完了しただけなのでGoogleへのインデックス登録は完了していません。登録されるのはGoogleさんの気分次第なので数日後かもしれないし登録されないこともあるかもしれません。
登録されたかどうかは同じ手順でURLを送信すれば確認できます。下画像のような表示がされていたらそのURLは登録されている(検索するとでてくる)ということになります。

新しいサイトは登録までに時間がかかるのでGoogleさんが早く登録できるように「サイトマップ」を送信しておきましょう。
サイトマップとは?
ここでいうサイトマップとはサイトのURLが決まったフォーマットで羅列して書かれたファイルのことを指します。
ファイル形式は「.xml」になります。「XML」とは「Extensible Markup Language」の略称でHTMLと同じマークアップ言語の仲間です。マークアップ言語とは文章の見た目や構造を記述するための言語のことを指します。Extensibleは「拡張可能」という意味でユーザーが独自にタグを定義することができるのがXMLの特徴です。
このサイトマップを送信することでGoogleさんがサイトの構造や辿り着きにくいURLを理解してくれます。
サイトマップもサーチコンソールで送信することができるのでまずは作成してみましょう!
サイトマップの作成方法
WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使用している場合は仕組みを知らなくても作成、送信が可能ですが、完全自作サイトの場合はそうはいきません。
自分で作成しないといけませんが方法は2種類あります。
- 完全自作
- 自動生成ツールの使用
後者の方が圧倒的に楽ですがサイトマップの仕組みを知るという意味では前者もおすすめです。笑
自作するにも自動生成するにも中身がどのようになっているかは知っておきましょう。
サイトマップの構造とタグの意味
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<url>
<loc>https://appdev-room.com/</loc>
<lastmod>2021-8-29</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>1.0</priority>
</url>
<url>
<loc>https://appdev-room.com/web-sitemap.php</loc>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
</urlset>
サイトマップの中身はこのようになっています。HTMLと結構似ていますね!これなら自作も意外と簡単にいけそうです。
ではそれぞれの構文がどのような意味を持っているのかみていきましょう。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
1行目はHTMLやCSSを記述する際にも必須の文字コードです。お馴染みの「UTF-8」を指定しておけば問題ありません。
2行目はネームスペース(名前空間)と呼ばれる部分です。ネームスペースとは住所のようなものです。独自でタグを定義できるXMLはその独自で定義してタグが他の誰かのタグと識別できるようにタグに住所をつけてあげます。
そうすることでこのタグはこの住所のタグかと識別することができるようになります。
とはいえ今回は別に独自で定義したタグは使わないのでURLも特にいじる必要はありません。
サイトマップとしての最初の2行は決まった文章なのでそのままコピペすればOKです!
<url></url>
URLタグは自分のサイトのインデックスさせたいURLを記述するところです。
逆にGoogleの検索に引っかかって欲しくないURLは記述しなくて大丈夫です。
URLタグで囲った中に記事の情報を記述していきます。ページの数だけURLタグで囲った記事情報を増やしていけなOKです。
<loc></loc>
各URLを記述する部分です。インデックスさせたい記事のURLを指定します。
<lastmod></lastmod>
ここからの記述は任意です。なくても問題ありません。
記事の更新日を登録する部分です。日付は「YYYY-MM-DDThh:mmTZD」で指定できます。
<changefreq></changefreq>
記述任意
更新頻度を登録する部分です。指定したURLがどれくらいの頻度で更新する可能性があるかを明示的に指定します。指定できるのは決められた7種類です。
項目名 | 更新頻度 |
---|---|
always | アクセス |
hourly | 1時間ごと |
daily | 毎日 |
weekly | 1週間ごと |
monthly | 1ヶ月ごと |
yearly | 1年ごと |
never | 更新しない |
記事ごとに適切な更新頻度を指定しましょう。
<priority></priority>
記述任意
記事内での優先順位を登録する部分です。範囲は「1.0~0.1」の間で指定します。よっぽどフロントページを「1.0」で記事を「0.8」とかにしておけば良いと思います。
これでXMLによるサイトマップを自作することができました。ですが記事数が多いとすごく大変になってしまうのでそういう時は自動生成ツールを使うと便利です。
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」の使い方
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」私がオススメするのは「sitemap.xml Editor」です。自分のURLを記述するだけで記事を自動で取得し適切なサイトマップを自動生成してくれます。

使い方はすごく簡単で、最初に自分のサイトのURLを上の入力欄に入力します。任意で指定できる日付や更新頻度などを指定して作成ボタンを押すだけです。
すると自動でxml形式のサイトマップを生成してくれます。一度に最大1000URLまで生成できますのでよっぽどおバーすることもないと思います。
サイトマップを送信しよう
サイトマップを作成したらサーチコンソールで送信しましょう。
送信と言ってもファイルを送信するわけではなく、サイトマップを自分のサイト内に設置してそのURLを送信する流れになります。
なのでまずは自分のサイトにサイトマップをアップロードしないといけません。
FTP(サーバーへファイルをアップロードするツール)を使用してxml形式のサイトマップをアップロードします。アップロードする先はサイトの直下が望ましいです。
URLが「https://www.〇〇○.com/sitemap.xml」となるディレクトリに配置しましょう。
アップロードが完了したらサーチコンソールでの作業に移っていきます。
サーチコンソールでサイトマップを送信
横のメニューの中から「サイトマップ」をクリックします。すると右側が下画像のような画面に切り替わるので入力欄にサイトマップのURLを入力して送信します。

これでサーチコンソールでのサイトマップ登録が完了しました。
しばらく経つと「送信されたサイトマップ」の欄に送信したサイトマップが表示されます。
これでGoogleさんに自身のサイトの詳細を伝えることができました。どこまで効果があるかはわかりませんがやって損はないのでぜひ登録しておきましょう。
私がインデックスにかかった期間
このサイトを作ったのが2021/8/29のことでした。
サブドメインを取得し、FTPでサーバーにファイルをアップ、フロントページと1記事だけのサイトが完成しました!
そこからすぐにサーチコンソールに登録し、インデックスを促しましたが全くインデックスされない日々が続きました。そして2021/9/9にサイトマップを送信、すると2日後にフロントページのみインデックス登録されました!
- 2021/8/29:サイト作成
- 2021/8/30:サーチコンソールにインデックスリクエスト
- 2021/9/09:サイトマップ送信
- 2021/9/11:インデックス登録完了
かかった日数は「13日」でした!
新規のサイトはインデックスが遅いで有名ですがだいたい2週間あれば登録されるようです。
逆に2週間以上経っているのなら何か間違えているのかも?
この記事が参考になれば嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。