WebエンジニアにVPNは必須?VPNの概要とメリット・デメリット
この記事からわかること
- VPNとは?
- メリットとデメリット
- WebエンジニアにVPNが必要な理由
- おすすめVPNサービス:NordVPN
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VPNは、インターネット接続を暗号化することでオンラインセキュリティやプライバシーを強化するツールのことです。また、特定のIPアドレスに接続し、IPアドレス制限や地域制限を回避できるメリットもあります。
この記事では、現役のWebエンジニアやプログラミングを勉強している人が知っておきたいVPNの概要やメリット・デメリットを紹介します。WebエンジニアにVPNが必須である理由についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
VPNとは?
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上で情報を送受信する際のセキュリティ、およびプライバシーを強化する技術のことです。
VPNに接続時には、仮想的な専用トンネルが構築され、トンネル内で暗号化されたデータが送受信されるため、インターネットプロバイダーやハッカーなどから大切な情報を守れます。VPNは、セキュリティリスクに対する十分な配慮が必要であるWebエンジニアにとって不可欠なツールです。
VPNのメリット
VPNを使用するメリットは、大きく4つあります。
- セキュリティを強化できる
- アドウェアから身を守れる
- 特定のIPアドレスを使える
- 地域制限のあるサイトにアクセスできる
セキュリティを強化できる
VPNの使用により、インターネット利用時、とりわけ公共のWi-Fiを利用する際のセキュリティを強化できます。
フリーWi-Fiは外出先で作業する際に便利ですが、セキュリティの脆弱性があり、大切なデータを盗まれるリスクが伴います。そこで、VPNに接続すれば、暗号化されたデータを仮想的な専用線内で送受信できるため、安全にフリーWi-Fiを利用することが可能です。
アドウェアから身を守れる
VPNに接続することで、アドウェアから身を守れます。アドウェアとは、オンライン広告をパソコンやスマホに表示し、開発元に収益をもたらすソフトウェアのことです。
アドウェアは、信頼性に欠けるサイトを閲覧したり、無料ソフトウェアをインストールしたりした際に、不正な広告やスクリプトを通じてデバイスに侵入することがあります。
VPNに接続していれば、仮想プライベートネットワークがトラフィックを暗号化してくれるので感染リスクを軽減できます。また、VPNはIPアドレスを隠してくれるので、アドウェアに個人情報を悪用されるリスクも回避できます。
特定のIPアドレスを使える
VPNには、特定のIPアドレスを使えるというメリットもあります。
Webエンジニアとして働く場合、クライアントが不正アクセス防止のために作業用のサイトの管理画面にIP制限をかけることがあります。この際、クライアントに提示した固定のIPアドレスでしか作業ができないため、作業場所に制限がかかってしまいます。
しかし、VPNを通して固定IPアドレスに接続すれば、場所を選ばずに特定のIPアドレスを使ってて作業できるようになります。
地域制限のあるサイトにアクセスできる
VPNを利用すると、地域制限がかかっている国外のサイトにアクセスすることが可能になります。
Webサイトやオンラインサービスは、特定の地域からのアクセスのみ許可している場合があります。たとえば、海外滞在中に日本のサイトを閲覧できないことがありますが、VPNを使って日本のIPアドレスに接続すれば、日本からアクセスしているように見せかけられるので、日本のサイトを通常通り閲覧できるようになります。
VPNのデメリット
VPNを使用するにあたっては、デメリットについても確認しておきましょう。
- 利用料金がかかる
- 他のセキュリティ対策も行う必要がある
- 適切なサービス選びが必要
利用料金がかかる
VPNサービスを利用するには、基本的に料金がかかります。個人向けに提供されている有料VPNの場合、月額数百円〜数千円ほどの費用がかかることが一般的です。
中には、無料のサービスもありますが、セキュリティが脆弱だったり、個人情報の不正利用を目的としていたりするケースも。また、無料VPNは通信速度が遅く、プログラミングなどの負荷が高い作業には向いていません。
VPNを利用して高いオンラインセキュリティを確保するためには、有料VPNの利用が必要であることを頭に入れておきましょう。
他のセキュリティ対策も行う必要がある
VPNはオンラインセキュリティの強化に有効です。しかし、VPNだけでセキュリティリスクを完全にゼロにすることは難しいため、他のセキュリティ対策と組み合わせる必要があります。
たとえば、VPNを利用していても、怪しいメールの添付ファイルを開いたり、怪しいソフトをむやみにダウンロードしたり、安易なパスワードを使い回したりすれば、セキュリティリスクは高くなってしまいます。
VPNに限らず、オンラインセキュリティは基本的に多層的な対策が効果的です。VPNと他のセキュリティ対策を合わせて総合的に対策していきましょう。
適切なサービス選びが必要
VPNはセキュリティ対策に有効なツールですが、情報漏洩や不正アクセスのリスクを軽減するには、信頼性の高いVPNサービスを選ぶことが不可欠です。
たとえば、費用を抑えるために無料・格安の信頼性が低いサービスを選んだ結果、十分なセキュリティ強化ができない、作業効率が悪くなるなど、節約した費用を上回る損害が発生してしまえば元も子もありません。
VPNを利用するにあたっては、ノーログポリシー(ユーザーの行動を追跡しない)の有無や運営元などをしっかり確認し、信頼できるサービスを選びましょう。
WebエンジニアにVPNが必須である理由
WebエンジニアにVPNが必須である理由は、VPNのメリットを理解することで把握できます。
上述したように、VPNには大きく以下の4つのメリットがあり、これらはすべてWebエンジニアが場所を選ばず、安心快適にプログラミングなどの作業をするのに役立ちます。
- セキュリティを強化できる
- アドウェアから身を守れる
- 特定のIPアドレスを使える
- 地域制限のあるサイトにアクセスできる
たとえば、VPNがあれば、外出先でフリーWi-Fiを使って安全に作業をしたり、場所を問わず固定IPアドレスを使ったりできるので、プログラミングの仕事や勉強場所の自由度が高まります。さらには、セキュリティ強化により、個人情報やクライアントの機密情報などが漏洩してしまうリスクも低減できます。
Webエンジニアとしてリモートワークをしたり、場所を選ばずにプログラミングを行ったり学習したりしたい人にとって、VPNは非常に便利なツールです。
WebエンジニアにはNordVPNがおすすめ!
数あるVPNサービスの中でも特におすすめできるのは、NordVPNです。NordVPNは、世界61カ国に6,000台以上のサーバーを有しており、最先端技術を利用した安全なVPN接続を実現します。
NordVPNはノーログポリシーを採用しているので、閲覧したウェブサイトやダウンロードファイルなどの使用状況ログが収集される心配がありません。強固なオンラインセキュリティとプライバシー保護を実現し、安全快適に作業をしたいWebエンジニアの人におすすめできるVPNサービスです。
まとめ
この記事では、VPNの概要やメリット・デメリット、WebエンジニアにVPNが必須である理由などについて解説しました。
VPNはオンラインセキュリティを強化したり、IP制限や地域制限を回避したりと、Webエンジニアにとってメリットの大きいツールです。現役のWebエンジニアやプログラミングを勉強している人は、ぜひこれを機にVPNを利用してみてはいかがでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。