【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方

この記事からわかること
- Swiftでグラデーションカラーを実装する方法
- CAGradientLayerクラスの使い方
- colorsやlocationsプロパティの指定方法
- 3分割にグラデーションを配置するには?
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Swiftでグラデーションカラーを実装する方法

Swiftでグラデーションカラーを実装するにはCAGradientLayer
クラスを使用します。
Swift UIで実装するためにはLinearGradient
を使用します。
CAGradientLayerクラスとは?
CAGradientLayer
クラスはベースとなる背景色の上にレイヤーを複数重ねることでグラデーションを実装できるクラスです。重ねる色の数と割合、グラデーションの向きなどを自由に指定できるようになっています。
継承しているのはグラフィック操作に長けたCALayer
クラスです。描画が早いことがメリットであり、タッチイベントなどのイベント処理を受け取ることはできません。このクラスもUIView同様に階層構造でレイヤーを管理しています。
colorsプロパティ
colors
プロパティにはグラデーションで使用したいカラー順番にCGColor
型の配列で格納します。CGColor
はCore Graphicsが色を表すために内部で使用する基本的なデータ型です。
このプロパティに任意の色を任意の個数定義して格納しておきます。
locationsプロパティ
locations
プロパティには各グラデーションの終了位置を定義する配列を格納します。NSNumber
型で0〜1の値の中で指定します。width: 150, height: 100
の場合は良い感じに3分割する場合は[0.2,0.5,0.8]
と指定することで実装できました。

公式では「各グラデーションの終了位置」と明記されていましたがなかなか指定(理解)しづらい感じになっていました。おそらく指定した値のパーセンテージの位置に原色が配置されその間が自動でグラデーションになっている感じですかね。
グラデーションの方向を変更する
グラデーションの方向はデフォルトでは上から下に向かった変化になっています。この向きを変更するにはstartPoint
プロパティとendPoint
プロパティに座標を指定するCGPoint型で以下のように値を渡します。

まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。