【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方

【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方

この記事からわかること

  • Swiftグラデーションカラー実装する方法
  • CAGradientLayerクラス使い方
  • colorslocationsプロパティ指定方法
  • 3分割グラデーション配置するには?

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参考文献:公式リファレンス:CAGradientLayer

Swiftでグラデーションカラーを実装する方法

【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方

Swiftでグラデーションカラーを実装するにはCAGradientLayerクラスを使用します。

let gradientLayer = CAGradientLayer()
gradientLayer.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: 150, height: 100)
gradientLayer.position = view.center
gradientLayer.colors = [
    UIColor.red.cgColor,
    UIColor.orange.cgColor,
    UIColor.yellow.cgColor
]
gradientLayer.locations = [0,0.35,0.65]
view.layer.addSublayer(gradientLayer)

Swift UIで実装するためにはLinearGradientを使用します。

CAGradientLayerクラスとは?

class CAGradientLayer : CALayer

CAGradientLayerクラスはベースとなる背景色の上にレイヤーを複数重ねることでグラデーションを実装できるクラスです。重ねる色の数と割合、グラデーションの向きなどを自由に指定できるようになっています。

継承しているのはグラフィック操作に長けたCALayerクラスです。描画が早いことがメリットであり、タッチイベントなどのイベント処理を受け取ることはできません。このクラスもUIView同様に階層構造でレイヤーを管理しています。

class CAGradientLayer : CALayer { 
  var colors: [Any]?            // 各グラデーションカラーを定義する配列
  var locations: [NSNumber]?    // 各グラデーションの終了位置を定義する配列
  var endPoint: CGPoint         // レイヤーの座標空間に描画されたときのグラデーションの終点
  var startPoint: CGPoint       // レイヤーの座標空間に描画されたときのグラデーションの開始点
  var type: CAGradientLayerType // レイヤーによって描画されるグラデーションのスタイル。
}

colorsプロパティ

colorsプロパティにはグラデーションで使用したいカラー順番CGColor型の配列で格納します。CGColorCore Graphicsが色を表すために内部で使用する基本的なデータ型です。

gradientLayer.colors = [
    UIColor.red.cgColor,
    UIColor.orange.cgColor,
    UIColor.yellow.cgColor
]

このプロパティに任意の色を任意の個数定義して格納しておきます。

locationsプロパティ

locationsプロパティには各グラデーションの終了位置を定義する配列を格納します。NSNumber型で0〜1の値の中で指定します。width: 150, height: 100の場合は良い感じに3分割する場合は[0.2,0.5,0.8]と指定することで実装できました。

【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方
gradientLayer.colors = [
    UIColor.red.cgColor,
    UIColor.black.cgColor,
    UIColor.yellow.cgColor
]
gradientLayer.locations = [
    0.2, // 20%の位置にred
    0.5, // 50%の位置にblack
    0.8  // 80%の位置にyellow
]

公式では「各グラデーションの終了位置」と明記されていましたがなかなか指定(理解)しづらい感じになっていました。おそらく指定した値のパーセンテージの位置に原色が配置されその間が自動でグラデーションになっている感じですかね。

グラデーションの方向を変更する

グラデーションの方向はデフォルトでは上から下に向かった変化になっています。この向きを変更するにはstartPointプロパティとendPointプロパティに座標を指定するCGPoint型で以下のように値を渡します。

gradientLayer.startPoint = CGPoint(x:0.0,y:0.5)
gradientLayer.endPoint = CGPoint(x:1,y:0.5)
【Swift】グラデーションカラーの実装方法!CAGradientLayerクラスの使い方

まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。

ご覧いただきありがとうございました。

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ame

趣味:読書,プログラミング学習,サイト制作,ブログ

IT嫌いを克服するためにITパスを取得しようと勉強してからサイト制作が趣味に変わりました笑
今はCMSを使わずこのサイトを完全自作でサイト運営中〜

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